【コラム】今回販売するコーヒーの産地紹介【おばた】

~ブラジルのコーヒー~

個人的な話、僕はコーヒーと言えばブラジルというイメージを持っています。

みなさんはどうですか。

実際、ブラジルは年間のコーヒー生産量が堂々の世界1位とまさにコーヒー大国であり、大抵のコーヒーショップには定番銘柄としてブラジルが置かれているほどメジャーな産地です。

たまこのコーヒー様が取り扱っているブラジルはサントスのNo.2という最も不良の豆が少ない最高規格のものです。

最高規格なのになぜNo.1ではないのかというツッコミがありそうなので一応付け加えておくと、ブラジルの規格ではNo,2が最高規格として設定されています。

不良豆が全くない0の状態にするのは技術的に実質不可能なのでNo.1を設けず最高規格をNo.2としているそうです。

ブラジルの味わいですが、一般的にマイルドで癖のない万人受けするものです。
苦みは控えめで甘みとのバランスも程よく、酸味は控えめです。

今回お送りする3種類の中では最もスタンダードな味わいとなり、飲み比べをする際にはブラジルを基準に飲み比べてみることをおすすめします。

癖が少なく苦みも比較的マイルドで万人受けしやすいブラジルは良くも悪くも無難なコーヒーと評されることもあり、昨今の酸味や香りで唯一無二の特徴を求められがちなコーヒーブームには若干置いてけぼり気味な逆風を受けている節もありますが、僕は個人的に一番好きでリピートしている産地です。

なんだかんだ一番安定していて飲みやすく安心感があるからですね。

僕はブラジルを飲むと「あ、僕は今コーヒーを飲んでいるな」って気持ちになれます。

(たまに「めちゃくちゃ美味しいけどこれは本当にコーヒーなのか?」と疑いたくなるレベルの摩訶不思議浅煎りコーヒーが世の中には多数存在しているため)